大学教育を受けることは、もちろん別の意味もあるけれど、実際問題として親がある程度お金を持っていることの基準と化していると思う。いまだに高卒だと給料の天井が生じるから大学を出なくちゃいけないという風潮があるけど、数字にしたらどれくらい違うものなんだろうと調べたら、生涯年収の平均がで4千万円も違うらしい。そこでふと平均年収ってかなり限られた%の超高給取りが釣り上げてるんじゃないかと思った。中央値の方が意味がある気がするんだけど、どうなんだろうか。

例えば、大卒の人が100人働いていて10人は年収1億で、90人が300万だったら中央値は300万になる一方で、平均年収は約1300万ということになる。高卒の人が100人いて、100人が350万の年収を得ていたら、平均年収は350万、中央値も350万ということになる。自分の子供が10%の確率で年収1億に、90%の確率で300万になるのが大卒。一方で、100%の確率で350万の年収を得るのが高卒。平均年収だけで話を進めると、こういうマスクがかかってしまって、その数字が実際に生活にどれだけ影響するものなのかがよくわからなくなる気がする。

企業の採用段階で便利なセレクションだとは思うし、まったくなくなってしまったら困る指標なんだけど、大学を出たからということが年収に影響する現実はなんか不自然な感じがする。正直日本には大学が多すぎるし、碌な競争もなく大卒という肩書は取れる。