天気が良いので、お握り持参で東松山へ。鎌倉街道から鶴ヶ島へ抜ける道も1年振り、今日は車も空いていて、気付くと大東文化大学の裏にある物見山公園。小高い丘なんだけど、東松山市内を一望できて、最初の頃は坂がきつく感じたが、今では楽に登れるようになったのも嬉しくて。県道を越えると市民の森、道が整備されていて歩きやすい。

のんびりと歩を進めると地球観測センター、無料で開放されてるから、家族連れなら充分に楽しめるし、爺と婆でも面白かったよ。庭を歩いてたら蛇が這っていて、長らく目にしない光景だから驚いた。陽射しは初夏のようだったけど、森の中は涼しく風が吹き、影が私たちを守ってくれる。幾らでも歩けそうな気もするが、坂が続くと厳しいかも。

市民の森を抜けて少し歩くと、正法寺の参道に出るが、家々に昔の屋号、今は普通の住宅なんだけど、栄えた日々を想像させる。正法寺の山門には仁王像、何処かの学生たちが集まっていて、そこから観音堂までがいささか辛い。養老年間の創建と伝えられるが、寛永、天明、明治と三度の再建、それでも風雪に耐えた容貌は厳めしく、重々しい。

観音堂と大銀杏を眺めながら、少し早いがお昼御飯。お握りの具は鮭、蕪と胡瓜の浅漬け、蕗と独活の煮物、素朴だけど空きっ腹には御馳走。近道で物見山公園を経て駐車場、カーナビの指示通り往路とは別の道、何処も1年前までは見慣れた風景、病気になったのが嘘のように思えてきて、まだまだやれそうな気もしてきて、眩しい光も心地良い。